H29.3「準中型免許」新設!! 普通免許で運転できる自動車の大きさが変わります!!

カテゴリー │伊東交通ルール・交通安全意外と知らない・・・

どうも、ご無沙汰しております。伊東です。

突然ですが、みなさん来年の3月に道路交通法が改正されることをご存知でしょうか?
「自分なんて関係なーい♪」なんて思っていませんか?
そんなこと言っていると、取り返しのつかないことになりますよ。

・道路交通法の一部改正のポイント

①70歳以降の免許更新の際に義務付けられている高齢者講習の実施方法の変更
運転免許の区分に「準中型免許」が新設


・当校の準中型車の技能教習で使われる予定の車両


②が、これからのシーズン普通車の免許取得を考えている方に大きな影響を与えます。
準中型免許の詳細については、後日このブログで触れたいと思っていますが、この準中型免許の
区分の新設によって、普通免許で運転できる自動車の大きさが変更になり、現在普通免許で運転が
認められている一部貨物自動車の運転ができなくなります。
図にしてみるとこんな感じです。


現行制度



道路交通法改正後


道路交通法改正後(平成29年3月12日以降)に普通免許を取得した場合、乗用車タイプの自動車の
運転には影響は特にないのですが、いわゆる「2トントラック(最大積載量2トンのトラック)」を
運転することができなくなるのです。

よって、現行制度の普通車のサイズの車を将来的に運転したいという方は、
平成29年3月11日までに普通車免許を取得することが必要になります。

・ここに注意!!
免許を取得した日とは、免許センターで本免学科試験に合格し、免許証の交付を受けた日のことです。
平成29年3月11日・12日が土曜日・日曜日のため、免許センターでの現行制度の普通免許の最終交付日は平成29年3月10日(金)になります。それまでに免許センターでの本免学科試験に合格し、運転免許の交付を受けてください。
なお、例年2月、3月は自動車学校ごとに1回目の本免学科試験の受検曜日が指定されますので、当校卒業生の方の最終受検可能日が必ずしも平成29年3月10日(金)になるわけではございませんので、お気を付け下さい。

この道路交通法改正に伴い例年以上の混雑が予想されることから、平成28年12月中旬以降は、
技能教習の予約が入りにくくなると思われます。
そのため教習の進捗状況や試験結果等の状況によっては、平成29年3月11日までに普通免許取得が
できない可能性があります。くれぐれも日程に余裕をもち運転免許取得に臨まれますよう、お願いいたします。
不明な点、ご質問等ございましたらお気軽に当校までご相談ください。  




高齢者いたわり交通安全教室を開催いたしました。

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どうもこんにちは、伊東です。




昨日当校で、北島町の敬老会の方々をお招きして「高齢者いたわり交通安全教室」
を実施いたしました。上は静岡新聞の朝刊の記事。
綜合の「綜」という文字が「総」になっていますが、新聞では旧字体が徐々に淘汰されている
とのことで、当校も「綜合自動車学校」ではなく、やむを得ず「総合自動車学校」の表記に・・・
大したことではありませんが・・・



昨日メインで担当していたのはちょっとお気楽な藤田指導員と、かしこまった表情の馬場指導員。
講習自体はしっかりとした準備していてくれたこともあり、おじいちゃん、おばあちゃんにも
しっかりと理解していただけたと思います。



藤田指導員が横断歩道に潜む危険性についての説明中。
それを踏まえたうえで、馬場指導員が実演します。



正しい横断歩道の渡り方。



ただ、気をつけて渡っていたとしても、止まっている車の陰から車が飛び出してくるとも
限りません。本来そんなことはあってはなりませんが。



横断中にも左右、特に死角に気を配るようにしましょう。




こちらは、東署の方担当の傘差し運転の危険性の実演。
傘差し運転(手持ち)は当然のことながら道交法違反。運転が不安定になると同時に
自分の持つ傘によって視界が狭くなる危険性があります。



こんな感じで、出合い頭で事故ということになりかねません。
今月の道交法改正で自転車運転に対する規制・罰則の強化がされましたが、十分にお気を付けを。




ちなみにこの交通安全教室の様子は6月中旬からケーブルテレビ
で放映されるとのことですので、加入されている方はぜひご覧ください。  




春の「全国交通安全運動」が始まりました。

カテゴリー │伊東交通ルール・交通安全

どうもこんにちは。伊東です。

昨日から春の全国交通安全運動がスタートしました。
今回は5/10(月)~5/20(水)までが運動の実施期間になります。
ドライバーの皆様、いつも以上に交通安全に気をつけて、車の運転をお願いいたします。

さて、当校では本日の始業前、自動車街まで出て広報活動を行いました。



今回の運動の重点は
①自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)
②全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
③飲酒運転の根絶
となっております。

ちなみにご存じない方のために。①の自転車安全利用五則とは下記のことを指します。 
①自転車は、車道が原則、歩道は例外
②車道は左側を通行
③歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行
④安全ルールを守る
⑤子どもはヘルメットを着用


下のグラフは以前、私がまとめた資料から持ってきたものです。
全国で発生した自転車事故を類型別に円グラフにしたものです。


「警察庁 平成25年中の交通事故の発生状況 」より作成

このグラフから一目瞭然ですが、自転車事故というのは3/4以上が交差点内での
出合い頭・右左折時の事故ということが分かります。下のノボリの通りですね。





中学校や高校に入学されて、自転車通学を始めてようやく1ヵ月という方もいらっしゃると思います。
慣れてきたころが一番危険ですからね。
いつも使う通学路でも死角には何があるかわかりませんから、特に交差点に差し掛かるときは
十分注意して運転してくださいね。  




高3生の皆さん、申し込み前に免許取得までの流れを勉強をしておきましょう!!②

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どうもこんばんは。伊東です。

12月に入って約10日。まさかの今月一発目の記事です。
繁忙期に突入して書く暇がなかったというのは完全なる言い訳ですが、

皆さん、今年も残り3週間ともにがんばりましょう!!

さて、本日は二つ前の記事に続いて、免許取得までの流れをレクチャーさせていただきます。



前回は仮免許取得まで話が進んでいますので、今回は二段階スタートから卒業までです。



2段階は学科教習が教程11~26までの16コ、技能教習についてはAT車・MT車共に19時限が
規定回数になります。


<学科教習・効果測定>

16コある学科教習のうち教程11は、2段階14回目(規定で行けば)の技能とセットになっている
「危険予測ディスカッション」、教程12~14は「応急救護措置」の授業(予約制)で3時間連続の授業、
教程25の「経路設定」と教程26の「高速道路での運転」については仮免学科試験合格後に2つ連続で
聞いていただくものになります。

つまり、皆さんが2段階で学科予定表を見て普通に受けていただく学科は上の6コを除き15~24の
10コになります。
ぱっと見、1段階と比べると学科の数が多く見えますがこう考えると大して変わりません。

ちなみに2段階においても皆さんの大好きな効果測定があります。こちらも1段階と同じく
3回合格しなければ、卒業検定を受検することができません。
効果測定は学科を全部聞かなくても受けられますので早めにジャンジャン受けてくださいね!!

ちなみに学科試験の問題数に合わせて1段階の効果測定は50問、2段階の効果測定は100問です。
両方とも90%以上の点数で合格です。


<技能教習>





2段階の技能教習は上のプレートをつけて、いよいよ路上教習に出陣。
ただ全部が全部路上教習ではなく一部校内での教習もあります。
また2段階は、複数人数で行う教習あり、高速道路での教習(基本的に実車で行います)ありと、
1段階に比べるとバリエーション豊かで応用的な内容が多くなります。
順調にいけばAT車・MT車とも19回目でみきわめが出て終わりです。


<卒業検定~>

あとは、卒業検定を受検して合格すれば無事に当校卒業。
当校の場合、基本的に1年を通して修了検定・卒業検定を毎日交互に行っています。
本免学科試験については、仮免学科試験と異なり免許センターでの受検になります。

そして卒業証明書を持って免許センターに行き、本免学科試験を受けて合格すればついに免許発行です。
ちなみに当校は指定自動車教習所にですので、免許センターでの技能試験は免除になりますよ。


駆け足でそしてずいぶん端折ってしまいましたが、詳しいことについては入校時の説明にて
させていただきますのでご安心くださいね~  
タグ :浜松 免許




高3生の皆さん、申し込み前に免許取得までの流れを勉強をしておきましょう!!①

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どうもご無沙汰しております。伊東です。

11月も最終盤に差し掛かってきて、当校も磐田地区のみなさんを中心に
高3生の方の姿が目立ってくるようになってきました。


これから12月に入ると、だんだんと浜松地区の高校さんも通学が解禁になりますので、当校も
いよいよ繁忙期突入となります。

すでに当校にご入校済みの皆さん、空いているうちにバンバン教習進めていきましょうね。
ご入校をご検討中の皆さん、12月初旬までに入校(高校で通学の許可をもらってください)して
順調に教習を進めていただければ、年内一杯に2段階(路上の教習)まで進みますよ~

ただ、免許のことイマイチ分からない…卒業できるのか不安…というみなさんのために
今日は普通車(免許なし・原付免許のみ所持)の入校から卒業までの流れを軽く説明させてもらいます。

もし分からないことがありましたら、コメント欄に質問どうぞ~


<入校から仮免取得まで(1段階)>

<入校日>

申し込みが終われば、「いきなり教習スタート!!」というわけにはいかず、まず週に3回ある入校日に
ご来校いただきます。※繁忙期は入校日が増えます。

当校の場合は、入校日当日に運転適性検査(ペーパーの検査、試験ではありません)+今後の教習の説明+
学科1という授業を聞いていただきます。およそ3~4時間程度です。
入校日にある学科1(先行学科)の授業を聞かないとその後の技能教習(車の運転)、学科教習を進めることが
できません。学科1だけは入校日に聞きそびれることのないようにしてくださいね~

<1段階の教習>

無事学科1を聞き終わるといよいよ1段階の教習開始です。
学科教習は2~10の計9つ、技能は規定最短でAT車12時限、MT車15時限です。

学科教習は配布される学科予定表(こんな感じ↓)通りに行われるので、ご自身の来られる所で
自由に進めていただきます。
ただ、授業を聞けばよいというわけではなくしっかりと効果測定(模擬テストみたいなもの)をして
いただきます。この効果測定を行い、合格点に3回達するまでは修了検定を受検していただくことができません。

技能・学科教習ばかり進んで、効果測定がはかどらないという方が毎年ちらほらいらっしゃいますので、
バランス良く進めていってくださいね。
ちなみにこの効果測定は、基本的に日曜と昼休みを除く毎日、毎時間実施しております。





技能教習については、学割定額コースの場合白紙のスケジュール表をお渡しいたしますので、
来られない場所を記入していただき、それ以外の来られる場所で当校の担当が技能教習の予定を
作成いたします。
当然のことながら、来られる時間が長いほど技能教習の進度は早くなります。


<修了検定・仮免学科試験>

学科教習・技能教習・効果測定の3つが終了すると、晴れて修了検定を受けることができます。
修了検定は、校内で行われる技能試験です。

ただし、修了検定は年齢が18歳に達しなければ受験することができません。

つまり、18歳の誕生日よりあまりにも早めに入校してしまうと、1段階の教習が間延びする、
もしくは1段階の教習が終わったとしても、しばらく修了検定を受検することができないという
目にあってしまいます。
特にこの年齢制限のあおりを受けてしまうのが、早生まれの方です。

3月末までに免許が欲しいけれど、誕生日は2月。
「いつ入校すればいいの?、3月末までに間に合うの?、訳わかんないどうしよう?」
ということをよくお聞きします。

そんな方は、ぜひ綜合へ!!

学割定額早生まれプランというコースをご用意しております。





早生まれコースの場合、誕生日のおよそ1ヵ月半までに入校していただき、学割定額コースと
同じように教習を進めていただきます。
そして、誕生日を迎えるタイミングで修了検定・仮免許試験を受検していただき、合格すれば
その後短期コースと同じように教習を進めていただき、仮免許取得から最短およそ2週間での
卒業を目指すというものです。

ただ、誕生日の1ヵ月半前にはどうやっても入校できないという方は、誕生日の少し前に
短期集中コースでご入校いただくということも可能です。
短期集中コースについては、また、12月になりましたら概要をUPさせていただきます。


話がかなり脇道にそれましたが、修了検定に合格すると視力・聴力・四肢・体幹の適性試験をし
それを通過すると仮免学科試験を受検することができます。
仮免学科試験は、しっかりと効果測定をやっておいていただければ、問題なく合格できるはずです。

これに合格すると仮免許が発行され、2段階の教習に進むことができます。

ずいぶんと長くなりましたので続きは次回の記事ににて。  




遅くなりましたが、「はままつ秋の芸術祭2014」ご報告。

カテゴリー │伊東地域ネタイベント情報交通ルール・交通安全




どうもこんばんは、伊東です。

ここ最近、ブログ執筆を怠っており、各方面から風当たりが強くなる一方。
言い訳はしません、申し訳ございません。
そこで、ネタ探しとカメラの画像をクルクル回していると、忘れていたものが・・・

先月18日にあった「はままつ秋の芸術祭」の画像を発見・・・


書こうと思って、いつの間にか書いた気になって忘れてしまってた・・・
ということで、非常に盛り上がった「はままつ秋の芸術祭2014」3週間遅れでの報告です。





この日のために前日、前々日とリハーサルを行って出動のあんぜん号も無事到着。
タイヤ、バッテリーまで換えて気合十分です。
しかし、鍛治町のど真ん中。このような場所に出させていただけるとはありがたい限りです。
実行委員会の武田さん、いろいろとお世話をおかけいたしました。





このあんぜん号、ボタン一つでウイングがガバガバと開いてステージに変わるスグレもの。
中にはシミュレーターを搭載していますので、こんな感じで体験していただくことができます。





ただ今回のメインイベントはシミュレーター体験ではなく、お子様向けの交通安全クイズ大会。
気合たっぷり、綜合の誇るMC馬場
予行演習中のようですが、パチンコ屋のホールのお兄さん??





でも、余裕ぶっこいていられたのも一瞬。
秋晴れの土曜日ということもあってか、親子連れの方がたくさんいらっしゃり、この通り大盛況。
でも動じないMC馬場。営業で鍛えているだけありますな。





「僕は子供は苦手なんです~」と言っていたにもかかわらず、会場まで連行された森下検定員。
標識係という地味な役回りですが、好奇心旺盛な子供たちに囲まれてしどろもどろ。





ふと傍らをみると「サンマうめーですな」と櫻井親分とその手下たち。
ステージ上の皆様に怒られますよ~
なぜサンマかというと





東北の復興支援ということで、三陸産サンマをこちらで焼いて販売中。
確か200円か250円くらいだったような気が。
会場中に立ち込める白煙とサンマの焼ける香ばしい匂いでご飯一杯いけそうです。





他にはダイハツの軽自動車のスマートストップの体験や





芸術祭ということもあり、会場で絵を描く方あり





バンドの演奏あり





パフォーマーのジャグリングあり





飲食ブースも多数出店されていたこともあって、夜20時前までこの人出。
「芸術の秋」、「食欲の秋」を五感で満喫できるこちらのイベント。
当校は土曜日のみの出店でしたが、日曜日にはハロウィンパレード・仮装コンテスト
もあったようです。きっと盛り上がったでしょうね~

ぜひ、行きそびれた方、春と夏にも芸術祭やっています。
ぜひその際はお出かけくださいね~

当校はどさくさにまぎれて、いまいち芸術とは関係ないにもかかわらず参加させていただき
ましたが、ちびっ子たちに交通安全ということを考えてもらう良い機会になったかなとは思います。

また、各種イベント・お祭りにあんぜん号は出動いたします。
ちょっと交通安全系の企画をやってほしいということであれば、ぜひ当校にお声がけを!!  




秋の全国交通安全運動実施中です。

カテゴリー │伊東交通ルール・交通安全

どうもこんばんは。伊東です。

今月21日(日)から30日(火)まで「秋の全国交通安全運動」が行われています。
今朝、当校でも職員が20人ほど国道沿いに出て交通安全運動のPRをいたしました。





さて、今秋の交通安全重点目標は
•夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
(特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)
•全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
•飲酒運転の根絶


となっております。

今年は県内の交通事故件数・死亡者数・負傷者数ともに先月末現在、昨年に比べると大きく減少
しているとのことですが、これから日の入りがどんどん早くなる季節。
薄暮の時間帯は、自動車の運転手からも歩行者からも互いが見えにくいため、事故が
発生しやすくなります


自動車の運転手の方は早い時間帯からのライトオン、歩行者の方は自発光式反射材等
を着用
して自分の存在を目立たせましょう。

これを静岡県ではピカッと作戦と銘打って告知しています。皆さんご存知でしたか?
分かりやすく説明している動画があったのでご紹介。











ライトをつける、反射板をつける。ちょっとしたことですが、事故抑止のためには大きな効果を発揮します。
周りがやっていないからよいのではなくて、ぜひ明日から実践しましょう。
ちなみに秋・冬は16時からのライトオンが推奨されていますからね~  




9/1、道交法が改正されました。

カテゴリー │雑談交通ルール・交通安全意外と知らない・・・

どうもこんばんは。伊東です。

ここのところ、こちらのブログが「ラウンドアバウト 浜松市」、「環状交差点 浜松市」
といったキーワードで検索されることが多いようです。

2014/05/07
実質1泊2日札幌弾丸ツアー④「こんなトコで発見、環状交差点!!」
どうもこんにちは。伊東です。
ここのところネタがたくさんあるので、元気に毎日ブログ更新です(笑)
さて、旅行中お腹を空かせるために北海道大学(北大)の構内をお散歩していた時のこと。
とあるものを発見。ミニ「環状交差点」です。


こうなることを予期して数ヶ月前に「環状交差点=ラウンドアバウト」のことを
記事にしておりました。ムフフ・・

実は今月1日、道交法が改正され、環状交差点の通行方法が明示されました。
新聞でもかなり取り上げられていたので、記事をご覧になった方もいるのではないでしょうか。


※こちらの標識、私がエクセルで本物に似せて描いたイメージです。画才のなさはご勘弁を・・・

これまでは、環状交差点があると、周囲に注意を促す警戒標識が立てられていることが
ありましたが、今回の改正で環状交差点の付近には、右側の規制標識が合わせて立てられる
ことになります。

規制標識が立っているということ、つまりその規制に従って走行しなければ、当然のことながら
交通違反になり、違反点数も付き、罰金も取られます。

環状交差点の通行について、静岡県警のホームページではこのように触れられていました。

①環状交差点に進入しようとする時は、あらかじめ道路の左側端に寄って徐行するとともに、交差点内を通行する車両の進行を妨げてはなりません。
②環状交差点内では、その側端に沿って右回りで徐行しなければなりません。
③環状交差点に進入しようとするときや、環状交差点内を通行中は、交差点に進入しようとする車両や交差点内を通行中の車両、横断歩行者に特に注意して進行しなければなりません。
④環状交差点を出ようとするときは、以下のとおり所定の時期に合図を出さなければなりません。
1.環状交差点に入った直後の出口を出る場合は、その環状交差点に入ったとき
2.1以外の場合は、出ようとする出口の直前の出口の側方を通過したとき
静岡県警ホームページ 道路交通法一部改正のお知らせ より抜粋・加筆

文字だけではちょっとわかりにくいですが、今回の改正に際して警察庁のホームページで
映像で非常にわかりやすく説明されているので、参考にしてみてください。こちら

あまりなじみのない環状交差点ですが、しっかりと通行方法が明示された以上、
知らないでは済まされないですし、今後お目にかかる機会も増えていくことでしょう。

環状交差点について教本にはしっかり書いてありますので、教習生の方はご確認を。
ドライバーの皆さんも環状交差点に、いつどこで出会うかわかりませんのでお気を付けを。  




「高校生二輪車グッドマナー講習会」を実施しました。

カテゴリー │伊東二輪地域ネタ交通ルール・交通安全

どうもこんばんは。伊東です。

先週の水曜日、当校において「高校生二輪車グッドマナー講習会」を実施いたしました。
来校していただいたのは、浜松工業高校定時制の皆様。

30人ほどと結構な人数だったので、四輪コースと二輪コースに分かれて、事故のケーススタディ
や二輪車・原付の正しい乗り方や整備・点検の仕方について学んでいただきました。





今日は高校生の皆さんが相手とあって、いつも以上に気合十分な馬場課員。
まずは交差点における巻き込み事故の実演です。





自動車の左折時、ドライバーはミラーと目視で自車の側面を確認します。
(今回は、ミラーが見えないようにあえてミラーにビニール袋をかけて死角を作っています。)

あってはならないことですが、ドライバーがそれを怠ったりすると・・・





上の画像のように、左側面を通る二輪車や原付は左折車に巻き込まれる恐れが出てきます。
馬場課員、迫真の演技。

二輪車や原付で走行中、このような危険に巻き込まれないためには、自車の前方に走行する
車両がいる場合、その車両を無理に追い越すことやその側面を並走することは慎みましょう。
自分が大丈夫だと思っても、前方の車が急にどのように動きをするかは分かりません。

急な動きに対応できるだけの車間距離を取って慎重な運転を心がけましょう。




次はサンキュー事故」の実演です。

今回は、右折しようとする乗用車に対向の直進するトラックが道を譲ってくれた(サンキュー)際、
トラックの死角から出てきた車両と右折車両が衝突するという事故の再現です。





私もそうですが、対向車が善意で道を譲ってくれると、早く右折しなければという心理に
なりがちです。その際に影からパッと直進する二輪車や原付が出てきてヒヤッとした思いを
された方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。


道を譲ってもらい右折する際に、ドライバーが対向車の影をを十分に確認し右折することが、
何より重要ですが、二輪車や原付は大きな車と並走して交差点内に進入したりすると、このような
サンキュー事故に遭遇する可能性が高まります。

巻き込み事故の際にも触れましたが、二輪車や原付は周囲の車両の急な動きに対応
できるだけの車間距離を取って慎重な運転
を心がけましょう。






二輪のコースでは実際に二輪車・原付の免許を持っている方に対し、正しい運転方法
のレクチャー。





こちらは、二輪の栄吾指導員から二輪車のブレーキの使い方の説明中。
二輪車は前輪ブレーキの方が後輪ブレーキよりも制動力が強く、停止距離も短くなります。
ただし、両方をうまく調和させてブレーキをかけないと、車輪にロックがかかり、
転倒の危険性が高まります。




当校の二輪教習車に跨ってもらい、みなさん体験中。
何だか一番手前の先生が一番テンションあがっている感じですね(笑)

これで、二輪車に興味を持って綜合に入ってもらえればいいんですけどね。


およそ1時間半の講習もあっという間に終了。
実際の車を使っての講習ということもあり、高校生の皆さんにも興味を持って聞いて
いただけたようでした。

まだ、免許をお持ちでない方も多いとは思いますが、この日学んだことを忘れないように
してくださいね。  




若年者「安全運転研修会」を実施いたしました。

カテゴリー │伊東地域ネタ交通ルール・交通安全

どうもこんにちは。伊東です。

昨日、浜松東警察署と合同で若年者「安全運転研修会」を当校で実施いたしました。
集まっていただいたのは、浜松東地区安全運転管理協会に加盟する事業所さんの
新入社員の皆様。

7/10静岡新聞朝刊より抜粋


少し話はそれますが、一定以上の自家用自動車を保有する事業所は安全運転管理者
選任しなければならないと道交法で定められています。
さらに台数が増えれば、副安全運転管理者を置く必要が出てきます。ちなみに当校では、
安全運転管理者1名、副安全運転管理者3名が任命されています。

この安全運転管理者を設置している事業所(安管事業所)を束ねているのが「安全運転管理協会
になります。

さてこの研修会ですが、上の記事でも取り上げられているように、今年に入って東署管内での
若者の交通事故の増加していることから、免許とりたての社会人1年目の方に自分の運転を
もう一度見つめなおしてもらおうということで実施されました。





まず、東署の交通課の方からの講話。
東署管内の交通事故の発生傾向や実際の事故事例についての説明がありました。
浜松市は、全国十数ある政令指定都市の中で交通事故の発生率がもっとも高いそうです。
幹線道路が多く走っているのが一因であるとは思いますが、事故はドライバーが
意識すれば防げるもの。気をつけたいものです。





運転適性検査を実施して、自分の運転の特徴や性格について分析します。
たかがペーパーの検査と侮ることなかれ。この検査結果、実によく当たっています。
教習生の皆さんも適性検査の結果を確認して、実際の自分の運転と照らし合わせてみると
改善すべき点がよく見えてくるはずです。





その後、3台の車に分乗して、実際の運転を当校の技能検定員が観察してアドバイス。
指摘されたことを普段の運転に生かしていただければ幸いです。


2時間という短い時間でしたが、中身の詰まった充実した講習だったと思います。
運転に慣れてきたころに事故は起こりやすいもの。
初心に帰って、安全確認を怠らず、慎重な運転を心がけましょう。