ココロも満タンに

カテゴリー │伊東車両・施設紹介

どうもこんばんは。伊東です。

最近ブログの内容が本業から脱線気味だったので、今日はちょっと本業ネタで。
以前相方のやなぎ君も触れておりましたが、結構お客さんからガソリンのことについて
聞かれることが多いんですね。
そのガソリンも近頃は価格が高止まりして、何とかしてほしいものです。


当校の教習コースの奥にはスタンドがあるんですが、今日は朝一番でそのスタンドにタンクローリーが
やってきて給油作業をしました。
当社は「ココロも満タンに」してくれるコスモ石油さんに給油をお願いしています。

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今日のガソリンは大井川町にある製油所から持ってこられたものだそうです。

ココロも満タンに

まずは、タンクのうえにあがって中身(量・油種)のチェック。高さ3mちょっとあり、
高所恐怖症の私は足がすくみます。ふたを開けているのは私ではなく、ドライバーの佐原さん。
今日は、朝1時起きだそうです。お疲れ様です。

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このタンクローリーには4kl×2と2kl×4の計6コのタンクが備えられております。
今日はレギュラーガソリン6klと軽油を4kl下ろします。
タンクの中に目盛りが打ってあるので、それで量を確認することができます。

レギュラーガソリン→教習車や小型の送迎バス
軽油→大型教習車、中型教習車やハイエース等の送迎車(要はディーゼルエンジンの車)

といった感じで使っています。

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ただ、当社にあるのが簡易なスタンドといっても機能は一般のガソリンスタンドと同じ。
様々な法令で決められたように設計され、万が一の事故がないように設備も万全を期しています。

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また、当社も常にガソリンや軽油を取り扱っているので保安監督者として「乙種4類(引火性液体)」
の免状を持っている人間を置いておく必要があります。この人ですね。(名前と顔は自主規制)
だから24時間営業のセルフのスタンドでも、1分たりとも人がいないということはあり得ません。
誰かしら「乙種4類」の資格を持った人がいるはずだからです。

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さて積み下ろしです。まず地下タンクにつながる給油口にホースをつなぎ、給油口に
油種キー(レギュラー・軽油とタグが付いてるやつ)という鍵をさします。

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この鍵のついてる地下タンクの油種とタンクローリー側のモニターの油種が一致すると、
積み下ろしOKの状態になります。
この作業は、ガソリンのタンクに軽油を下ろしてしまうようなことがないようにするために行います。
これが終わると、あとは佐原さんがモニターをピコピコとやって積み下ろし完了を待つのみです。

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マメ知識として油種の間違いを防ぐために、ガソリン、軽油ともに意図的に製油所で着色をします。
本来の色は透明な軽油も緑っぽく着色されています。
佐原さん曰く、石油メーカー・製油所によって色の付け方は違うとのこと。

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このモニターで地下タンクの残量が分かります。タンクローリーの上に登って、オイルが残っていないか
目視はしますが、このモニター上でも発注量がしっかり入っているかを確認します。
ちなみに当校の地下タンクにはレギュラーガソリンがMAX10kl、軽油がMAX6kl入ります。
私の愛車で言うと2000回給油できる量です。うーん、想像つきません。

ココロも満タンに

before

ココロも満タンに

after

ということで作業完了。
この後は領家のスタンドに寄って、また製油所に戻ってガソリンを積んでもう一往復だそうです。
佐原さん、事故にだけは気をつけてくださいね。



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この記事へのコメント
室長、昨日がご来社、ありがとうございました!

こういう裏事情は普通じゃなかなか知れないので、面白いですね。
学校の下にドでかい「地下タンク」があるってのもミステリアスでいいですねぇ。
今度、また見せてください。笑
Posted by トッティトッティ at 2013年08月22日 23:06
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    コメント(1)